|
更新をサボりまくっている身で 何をやっているのだ〜!! …というお叱りが怖くてカミングアウトできずにおりましたが、 あまりにすてきな経験だったので やっぱりご報告しますね。
2月9日に行なわれた 賢雄さんご出演のライブ、 『リーディング・セッション「鉄輪(かなわ) 〜陰陽師・付喪神の巻より〜」』 を観てきました。
私より皆さんの方が良くご存知な、夢枕獏さんの『陰陽師』の一巻を 難波圭一さんが演出構成(&安部晴明役)され、 声優さん5名による朗読+ピアノ・ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロによる 弦楽奏+歌+箏・笛のコラボレーションで、 昨年上演されて好評だった同イベントの再演に当たるものです。
昨年の上演の時の賢雄さんのテンションがすごかった…と聞いていた事もあり、 場所も 青山 曼荼羅という事で、私のテンションも上がる上がる(*^^*) (○○年前の青春時代、吉祥寺の本家 曼荼羅にはよく通っていたので、 懐かしかったのです) しかし、同行してくださった白文鳥さまともども「青山」の名に負け、 やたらとかっこいい町並みやディスプレイに見とれて 肝心の曼荼羅を うっかり見落として素通りしてしまい、しばらく青山の町をさ迷っていました。 (でも、「おお、これが青山墓地!」「初めて見た〜」とか 「ANGELIQUEって骨董美術屋がある〜」「わ〜、なんか聖殿のお部屋みたいだ〜」 と、のんきに青山観光…)
なんとかたどり着いて開演を待っている時に 賢雄さんと入り口で遭遇したりして、すでに開演前から腰砕け状態の私。
全席自由席だったので はたして少しでも良い席が取れるかどうかが懸案事項だったのですが、 私が座ったのは 最前列左端。 舞台の横端にへばりつき状態の席で、最前列に並ぶ声優さんたちの姿は まともに見られるのか?と、募る心配。 …始まってみたら、これがいわゆるカメラマン席 という事に気づきました。
開演と同時に 私の目の前数十センチの場所にセッティングされていた 赤い和ろうそくに 語りの役の上村さん(私の目の前)が火を点し、 上村さんの右隣の 晴明役の難波さん(私からの距離 1メートル)と、 そのまた右の 源 博雅役の賢雄さん(私からの距離 2メートル)は ゆらめく焔越しにお姿を眺められるという、雰囲気最高のアングル。 やはり炎の力はすごいです。これだけで私は軽い酩酊状態だったと思います。 右斜め30度角度の賢雄さんのお顔もステキ。 (でも 賢雄さん、前半ずっとシナリオを持つ手が思いっきり震えていて、 だいじょぶなのか、と胸がドキドキしました)
物語はせつない恋物語。 賢雄さんは 誠実で心優しい(女性にも優しい)役で、 もちろんオスカーさまに変換モード発動。 賢雄さんの声は ライブで聴くとまたステキ。 声優さんたちの朗読はもちろんですが、 曲(メロディが心に残ります〜)も演奏も歌もすばらしく良かったです。 (更新サボってでも 行けてよかったです〜…って、すみません!)
公演終了後、白文鳥さまと 賢雄さん&オスカーさま語りを 炸裂させていた事は 申し上げるまでもないと思います。 それにしても、3日が過ぎてもまだ興奮冷めやらない私は、 ほとんど子供の知恵熱状態なのですが、 これでますます更新が遅れ……はわわわ、が、がんばります! |